カーテン物語……防炎でカーテンを利用するの巻

 カーテン物語……防炎でカーテンを利用するの巻…私はその壁が、何処かの世界に通じているような気がして、手を差し伸ばした。すると壁の手ごたえは、直ぐ近くにあった。自分の中に、自然と笑いが湧いて来るのを感じた私は、ふたたび身体をごろりと動かし、天井が見えるようにした。足を天井に向けて大きく持ち上げ、直ぐにその足をベッドに降ろす。

 その勢いで、上半身を起こした。身体を自室のドアに向け、足を床につけた。私は立ち上がり、両手を上に向け欠伸と共に、背伸びをした。まるで何かを振り切るように。リビングに続く、窓の有る部屋に向かって、歩いて行った。気分転換のつもりだった。部屋は横に、ふた間続きになっていて、普段、私が入る事は少ない…カーテンに関する情報はこちらを参照してください。

 子ども専用となったその部屋の、窓から見える景色は、普段リビングから見る景色と同じだが、窓に近い分だけ新鮮に感じる事が出来た。そのまま窓を開け、ベランダに出てみると、太陽に照らされた木々の息吹が感じられた。春はもうそこまで来ている。日差しは強く感じられ、そよぐ風も心もち暖かく感じる。

 そんな私の、心の動きが、今の自分は些細な事で気力を失くしている、と思えてきた。「たった一人の女性の事を、くよくよするのは止めよう」そう自分に言い聞かせて下を見た。ゴミが結構落ちている。春風が残したいたずらの跡だろう。タオルとか、下着らしきもの、コンビニで買い物をした時の袋、さまざまな物が散らばっている。

 こうして見ると何かの模様に見えてくる。直ぐにでも崩れそうな積み木のようだ。その積み木の中を動くものがある。誰が見てもすぐに分かる、猫だ。ゴミを嗅ぎ分け、何かを探す猫がいた。その猫が探す物は餌だろう。腹が減っているのだろう、一生懸命探している。その探すしぐさが、たまらなく可愛いく見える。

 オスの猫で、捨て猫だろう、オスの猫は行動範囲が広い、と何かの番組でやっていた記憶がある。そして、この辺りは団地から離れている。結果として夜間の人の出入りが少ない。だから捨て猫の数が多い。責任感の無い人たちが、可愛さだけで買っていき、飽きたら、近所の目が届かぬこの辺りに、捨てに来る。そんな理由がある。

 その猫を見ていて思い出した。河野さんが拾ってきた猫はどうしたのだろうか。彼女に携帯を掛けた。何かの行動が、何かにすがる気持ちを和らげる気がしたからだ……。誠に申し訳ございません。ここで続くとなります。……さて、さて、このお話は、今後どのような展開になるのか、お楽しみに! 防炎もカーテンで行う。

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